好きなことがあればいい。父の言葉【自閉症・ADHD子育て】
年始から暗いことばかり続いて心落ち着かない日々ですが、昨日自宅に帰ってきたら年賀状が届いていてほっこりしました。
うちは年賀状を送っていただいた方に出すスタイルで、「中学生の勉強大変だよ〜」と返事に書いていました。
そこでふと、年末に面会にいった時の父の言葉を思い出しました。
私が「息子勉強がやばいんだよ〜、2ばっかだよ〜」と言ったら父が、
「俺だって勉強なんかできなかったよ?」と。
父が勉強ができなかったというのは、よく父が言っていたので知っていました。
通知表は1ばっかだったと。
父は電車の運転士だったのですが、勉強なんてできなくても夢を叶えて自立して、奥さん(母)は専業主婦で自分の母親(祖母)の面倒も見て、娘二人を育て上げ大学まで出してくれたのです。
勉強なんてできなくてもいくらでも道はある。
好きなことがあればいい。
と言っていました。
そうだった。
課題が出るのでつい勉強のことを考えてしまうけど、勉強が全てではないですよね。
父は息子の発達障害や特性のことなど全く知らないし私からも話していないのですが、いつも息子のことを肯定してくれます。
支援級にいくために小学校を転校した際に父に報告をせず(忘れていただけです)、運動会を見に来てくれた時にいきなりここの学校になったと伝えてなんと言われるかと思ったのですが、
「(学校全体の)人数が少なくなってよかったなー、前はごちゃごちゃしてたもんな」
とだけ言っていました。
なんで転校することになったんだとか、息子のなにがどうなのかとか、一切言ったり聞いたりしませんでした。
私にはそれがとてもありがたかったです。
単に私に聞きづらかっただけかもで、妹には「いじめられたんだと思った」と言っていたらしいですが…。
息子が小さい時にずっと砂に夢中になっている姿を見て「あいつは大物になるぞ」と言っていました。
なんだか他の子とは違う
ということはわかっていると思います。
だからか、妹や姪が面会に行っても息子に会いたがって息子の心配ばかりしているそうです。
年末に面会に行った時は熱が出ていて具合が悪そうだったので心配ですが、息子の心配がいらなくなるまで生きていてもらわないと。
息子のことを受け入れてくれてありがとう。
息子が好きなこと…今はゲームしかなくてゲームに関する仕事をするのが幸せなのか、そのうち他に何か見つかるのか…。
息子が好きなことを見つけられるようにサポートするのが私の役目ですね。
居場所活動で子どもたちへ配る飲み物やおやつの材料を買わせていただきます!