エンジニアの成長を加速させるための勉強法
あなたの周りに、今まで経験したことがない技術をすぐにキャッチアップして、気づいたらその技術を高いレベルで使いこなしているエンジニアはいないだろうか?
エンジニアは常に新しい技術を覚え続けないといけない職業なので、新しい技術の習得スピードはエンジニアのレベルを測る指標にもなる。
私は日本人のエンジニアとだけでなく、海外のエンジニアとも一緒に仕事してきて、新技術の習得が早いエンジニアの特徴がわかってきた。
このnoteではそういったエンジニアの特徴を紹介して、私たちエンジニアがどういう勉強をしていかないといけないのかを解説する。
スポーツや音楽でも一緒
まず、プログラミングの話をする前にスポーツや音楽でも、これと同じ現象が起こることを解説したい。
10年間サッカーをしていた人よりも1年間サッカーを練習した人の方がいいプレーヤーになったなんてのはよくある話だ。あなたの周りにも、後から特定のスポーツを始めたにも関わらず、今までずっとそのスポーツを練習してきたプレーヤーよりも優れたプレーヤーになった人はいるだろう。
これは音楽にも当てはまる。
10年間ギターを練習してきた人よりも1年間ギターを練習した人がより良い演奏をすることなんてことはよくある話だ。
短期間で成果を上げる人の特徴
彼らの特徴に目を向けることで、プログラミング習得が早い人と遅い人の違いが浮き彫りになる(もちろん才能は大きな要素だが、才能以外の部分にフォーカスするので安心して欲しい)
一言で彼らの特徴を表すと以下のようになる。
`短期間で成果を出す人は、そうでない人に比べて、汎用的なスキルの習得に時間をかける。`
ここでいう汎用的とは、より多くのことに利用できるスキルのことだ。
例えば、サッカーで1年で結果を出す人は筋肉がついていて身体が強い。
たとえ、野球をやったとしても、ハンドボールをやったとしても、短い期間でいいプレーヤーになるだろう。
なぜなら、野球・サッカー・ハンドボールに必要な動作を支える身体を持っているからだ。身体に筋肉がついていなければ、どれだけ小手先のテクニックを覚えても、それを支えることができない。
音楽もそうだ。
短期間で成果を出す人は、音感やリズム感自体がいい。ギター特有の指の動かし方を覚える前に、音楽自体に対するレベルが高い。
つまり、各スポーツ独特の動きを支えられる身体を持っているプレーヤーはどのスポーツでもスタープレーヤーになれるし、音楽の基礎である音感やリズム感を先に鍛えた音楽家はどんな楽器を手にしても、すぐに優秀な演奏家になれる。
彼らはそういった基盤となるような筋トレや音感・リズム感トレーニングに時間をかけている。
エンジニアの場合
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