エンジニアが新しい技術をキャッチアップするためのステップ
エンジニアとして働いていると、今まで使ったことがない技術を習得しなければならない場面に何度も出くわす。
当たり前だが、技術職で生きている限り、一生新しい技術のキャッチアップを繰り返すことになる。
そんな新しいスキルの習得をエンジニア人生で何度も繰り返してきた結果、新技術を効率よく習得できる方法とそうでない方法を身をもって知ることができた。
このnote記事では、私が効率よく新技術を習得するために実践しているStepを紹介する。
同じようにエンジニアとして働いている人やエンジニアになるための勉強をしている人の参考になると嬉しい。
非効率なキャッチアップ
効率的なキャッチアップ法を紹介する前に、私が今までしていた非効率なキャッチアップ法を紹介する。
技術書を中心とした新技術の習得
私は新技術をキャッチアップする際に毎回技術書を勉強していた。
例えば、Next.jsを新しいプロジェクトで実装しないといけなくなったとしよう。
そうなった場合、
XやGoogleでおすすめのNext.jsの勉強法・技術書を検索する
その技術書をAmazonで購入する
その技術書を学習する
というステップだ。
また、ときには1冊だけでは勉強量が足りないか?と不安になり2冊目の技術書に手を出して学習することもあった。
このような技術書を中心とした技術の習得が、私が以前取り組んでいた新技術のキャッチアップ方法だ。(技術書が見当たらない場合は、Udemyなどの動画講座も利用していた)
結論としてこのキャッチアップ方法はうまくいかなかった。
学習として、技術をキャッチアップしようとしていた
この方法がうまくいかなかった理由は「学習として新技術をキャッチアップしようとしていた」からだ
書籍での勉強は情報の正確性が高く、知識を体系的に身につけるにはうってつけの勉強方法だ。大学受験や定期試験のような正しい知識を覚えるための学習には向いている。
しかし、技術書での学習は時間がかかりすぎるというデメリットがある。
エンジニアとして生きていると毎週のように新しい技術に出くわすことになる。その度におすすめの技術書や学習法をGoogle検索して、AmazonやUdemyで購入し、それらを学習してから実装していてはどれだけ時間があっても足りない。
IT業界という変化の早い世界に身を置いている限り、キャッチアップ -> 習得 -> 実装 という流れを何度も高速に繰り返さないとならない。
そのライフサイクルに私の以前の学習法は向いていなかったのだ。
効率的なキャッチアップのやり方
うまくいかなかったキャッチアップ法を紹介したので、次は、うまくいく方法を紹介する。
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