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新戦略!【ひとりでがんばる】から【共に成長する】への道筋

この記事では、私が

「ひとりで頑張る」
から
「共に成長する」

へと意識を切り替えた経験をお話ししたいと思います。

正直に告白します。

長い間、私は
「一人で全てを解決しなければならない」
というプレッシャーと戦ってきました。

プロジェクトの責任を全て自分で背負い、
誰にも頼らず完璧にやり遂げることこそがプロとしての美徳だと思っていました。

しかし、そうした思い込みは、私自身を消耗させるだけでなく、チーム全体の成長を妨げていたのです。

そしてついに、限界を迎えました。

夜遅くまで働き続ける日々、
休日も仕事のことが頭から離れず、
心のどこかで
「自分が頑張らなければ」
と思っていました。

すべてが限界を迎えて気づいた3つのこと


限界に達した私が立ち止まって気づいたのは、以下の3つのことでした。

気づき1:完璧を求めすぎていた

「自分が全部やらなきゃ」という気持ちが、
実はチーム全体の力を信頼していない証拠だったんです。

例えば、ある大規模なプロジェクトで、
私は資料作成を一人で抱え込みました。

2週間もかけて作成した資料は、品質こそ悪くはなかったものの、
後から思えばチームのメンバーに助けを求めていればたった3日で完成していたことに気づきました。

もっと早く頼っていれば、その時間を戦略の練り直しや、クライアント対応に費やすことができたのです。

気づき2:孤独は生産性を下げる

ひとりで頑張り続けるのは、効率的どころか逆効果でした。

孤独感が強まると視野が狭くなり、より多くのミスが生まれる。
それに気づいたのは、同僚に何気なく相談を持ちかけたときです。

「それなら、こういうやり方の方が効率いいんじゃない?」
とアドバイスを受け、すぐに試してみると驚くほどスムーズに仕事が進みました。

ひとりで悩んでいた数週間が無駄だったと感じましたが、同時に「相談する勇気」を得られた瞬間でもありました。

気づき3:共育が最大の武器

「教え、学び合うことでチーム全体が成長する」

これが私の考え方を180度変えるキーワードになりました。

チームメンバーが得意なことを分担して取り組むと、私自身も学びが増えましたし、彼ら自身も責任感を持ってプロジェクトに取り組むようになりました。

それは結果的に、プロジェクト全体の質を底上げすることにつながったのです。

私が実践した【共に成長する】ための5つの具体策


気づきを得た後、私は「ひとりでがんばる」をやめるための具体的な行動を始めました。

ここでは、私が取り組んだ5つの戦略をご紹介します。

戦略1:率直な「助けて」の言葉を使う

以前の私は、「助けて」と言うのは弱さの象徴だと思い込んでいました。
しかし、実際に勇気を出して言葉にしてみると、驚くほどスムーズに物事が進むことがわかりました。

例えば、月に一度、上司に
「今、こういう点が厳しい状況です」
と正直に伝える場を作りました。

その際、単に愚痴を言うのではなく、具体的な課題を共有し、一緒に解決策を考える時間を設けたのです。

戦略2:1on1ミーティングの質を上げる

メンバーとの1on1ミーティングを、単なる進捗確認の場から
「お互いを成長させる場」
に変えました。

以下のような質問を投げかけることで、彼ら自身の考えを引き出し、私も学びを得ることができました。
• 「今、最も苦労していることは?」
• 「どんなサポートがあれば、もっと成長できると思いますか?」


すると、メンバーが自分の課題に気づき、
積極的に解決策を提案するようになったのです。

戦略3:社内外のコミュニティを活用する

孤立しないために、社内だけでなく社外のコミュニティにも参加するようにしました。

特に自分の興味分野の勉強会への参加はとても有効でした。

SNSを通じて同業界の人たちと交流することで、新しい視点を得ることもできました。

戦略4:学びの時間を確保する

「忙しい」を理由に自己成長を後回しにしてはいけない、と気づきました。

そこで、就業時間内に週2時間の学習時間を設定。

オンライン講座を受講したり、チームで学んだことをシェアする時間を意識的に設けました。

戦略5:失敗を恐れない文化づくり

失敗を恐れてチャレンジしないのはもったいない。

そう思い、チーム内で
「失敗談を笑い話にする」
文化を作りました。

私自身も月1回、自分の失敗談を共有し、そこから学んだことを話しました。
それがメンバーとの信頼関係を深めるきっかけにもなりました。

成果を数字で見る


これらの取り組みを始めてから、チームの生産性や離職率に大きな変化が現れました。
ある研究では下記のような結果が報告されています。

• 協働を重視する企業の生産性:平均27%UP
• チーム学習を実践する組織の離職率:約40%減少

私たちのチームも例外ではなく、明らかに仕事の効率が上がり、みんながやりがいを感じる環境が生まれたのです。

最後に:あなたへのメッセージ


この記事を読んでいるあなたも、もしかしたら

「ひとりで頑張る」

ことに疲れているのではないでしょうか。

私もかつてそうでした。
でも今は、助けを求め、共に成長することが最大の戦略だと心から信じています。

一人で抱え込まない。
それだけで、あなたも、チームも、もっと輝けるはずです。

今日から、ぜひ実践してみてください。
そしてもし、同じような悩みを持つ方がいれば、ぜひコメントで教えてください。

一緒に新しい道を切り開いていきましょう!

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