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憧れのホテルに宿泊するまでの話③
数ヶ月保留にしていたアマン東京の宿泊計画。
最初に見た宿泊費から3万円も値上がっているのを知り、そっと予約サイトを閉じてからさらに3週間が過ぎようとした頃、「やっぱりそれでも泊まりたい!」と思い、半分ポチるつもりで再度予約サイトを開いた。
私の眼に入ってきた数字を見て愕然とする。
え…?
マジで…?
3週間前に見た宿泊料金よりさらに5万円ほどまた値上がっていた。
そこでようやく、どういうことを示されているかに気づき始めた。
まず一番に頭に浮かんだのが、「どうして今年の春に初めて泊まってみようと予約サイトをチェックした時にGoしなかったのか」という後悔。
あの時も料金にビビったが、それから約8万円も値上がってしまったのだ。
季節的なものかとも思ったが、どうやらそうではない様子。
この現象から私自身にとって何か学ばなきゃならないことが潜んでいると感じた。
~どうして今年の春に初めて泊まってみようと予約サイトをチェックした時にGoしなかったのか~
出費に対しての後悔でもあったが、見方を変えると「どうして初めに自分が”泊まりたい”と願った時に、すぐにそれを叶えてあげなかったのか」という後悔にもなる。
なぜ純粋に願った自分の気持ちを尊重して行動に移さなかったのか。
ラグジュアリーホテルならどこでも良かったわけではない。
リッツでもペニンシュラでもなく、アマンだったのだ。
「アマンに泊まる自分」が欲しかったわけでもない。
純粋に心が躍りその世界を見てみたくて湧いてきた感情だったはず。
なのに何故、そんな自分の気持ちを優先してあげられなかったのか。
そこから得た学びは、
純度高く願いが湧いたなら、すぐさまそれを叶えに行くこと
大金を使ってしまうことよりも、貯金が減ってしまうことよりも、そんなことよりも深刻なのは、自分の願いを無視することだ。
よし。じゃあ今度こそ自分の願いを叶えるために行動しよう!
そう強く思ったのだが、まだブレーキがかかるのを感じてしまう。
お金のブロックがある。
お金を支払うことに対するメンタルブロック。
頭で理解しているのにブレーキがかかるということは、確実にブロックが存在している。
はっきり言って、エイヤっ!と清水の舞台から飛び降りる覚悟でポチっとすれば、簡単にミッション完了となることである。
でも、ブレーキを感じた以上はここはスルーしちゃいけないと思った。
そう。最初に向き合わなければと思っていた課題がようやくここにきて再度対峙する気になったのだ。
まずこのブレーキの正体を明らかにしよう。
そう思い、頭に浮かんでくることを次々と書き出していった。