言葉の数だけ世界が広がる話
読書家のみなさんも、そうでない方も、本を読む理由を考えたことありますか?
私自身は、自分の世界が広がるから読んでいます。
本はその道のプロばかりが書いているものが多いですし、やっぱり本になるだけの価値があるものなんですよね!
本を読むことで、語彙力もあがりますし!
今回は、言葉を得ることによって世界が広がる話をしたいと思います。
赤ちゃんが初めて発する言葉がママだったとします。
それは、ママという存在を認識したのかもしれないし、お乳という食べ物を意識したのかもしれません。
赤ちゃんは、次に近所のおばちゃんをみてもママというかもしれません。
ママじゃなくておばちゃんよ、と教えられます。
赤ちゃんの世界には、ママとおばちゃんが存在するようになるわけです。
世界が先に存在しますが、概念を理解しなければ自分の世界は広がらないのです。
例えば、興味のない人にとって車は車でしかありませんが、マニアにとってみれば、ランボルギーニとフェラーリは、全然同じではありません。
マニアの世界は、知れば知るほど深いですよね。
その人にとっての世界は、やっぱり知りうる言葉でしか表せないのです。
それにしても、不思議なのは、概念を理解できる我々です。
あれは、犬です。
ときいて、シェパードやコーギーやら色々いるはずの犬という言葉で一つの概念を知っているわけです。
犬とは何か、ということは四足歩行でうんたらかんたらという共通項があるわけですが、すっ飛ばしてあれは犬だと理解できるのは不思議じゃありませんか?
あの気持ちを表す言葉が知りたい、という気持ちもよくあると思いますが、このモヤモヤを表現するには言葉を探すしかないですよね。
ヘレン・ケラーが『Water』という言葉で水を感じたように、衝撃的な言葉との出会いは必ず訪れます。
そう、私の言いたかったのは、こうゆう事なんですよ!という感じです。
取り留めもなく書いてしまいましたが、言葉を知っていれば知っているだけ、豊かになりますよねって話です。
言葉のプロは作家さんでしょうから、自分の世界を広げたい方は、ぜひ読書を!
貴方の心のモヤモヤが晴れるかもしれません。