【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』93
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読書メモ
第5章 "リサーチ脳"を鍛える「抽象化思考」
世の中の新技術をどのように解釈するか
抽象化し直して考える
ビールメーカーの例
未来の新ビジネスを考えるには、前提となる枠組みに囚われてしまっていないか、疑ってみる
→完全自動運転の意味合いを抽象化する完全自動運転の意味するところ
→(一つの考え方として)物理的な場所/移動に起因するあらゆる制約が極小化されること(=テレポーテーション)どこかの生産地で作って運んで消費地に売るという枠組みを疑う
どこか固定の拠点で生産し、お客様に来てもらう枠組みを疑う
アルコールを飲みながら景色のいいところをドライブして帰ってくる
「テレポーテーションの実現性」を起点に、具象の発想を広げていく
→3Dプリンタや家庭用調理家電の高性能化についても同じことが言える一度抽象化してから考えることで、発想はどんどん広がっていく
感想
自動運転を抽象化すると、いろいろな可能性が出てくると思います。テレポーテーションの派生とも言えそうですが、土地に縛られず、遊牧民のような生活もできそうな気がします。教育も、いろんな人と学びができるので、そもそもプロジェクトベースの探求学習には向いていますし、人間関係が固定しないため、いじめも深刻になる前になんとかなるかもしれません。
まちライブラリーで移動図書館を考えていましたが、自動運転が日常生活レベルで実装されれば、どこでも図書館ができそうです。10台くらい集まれば、まちの図書館1館分くらいの蔵書数にはなるかもしれません。
逆に、全国、全世界を回って、一人一冊(もしくは一棚)のシェア型図書館をつくってもいいかもしれません。
3Dプリンタ図書館、自動運転シェア型図書館、新しい技術でおもしろい世界が創れそうです。
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