【読書メモ】丸山俊一『働く悩みは「経済学」で答えが見つかる』5
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読書メモ
第1章 マルクス先生、今働くって、何ですか? ― 労働編
社会のあり方と人々の意識が、マルクスの時代から完全に逆立ちしている
→頭を使っているというより、精神を消耗している人が多いのではないか?新たな物神崇拝:デジタル教の蔓延
→さらに無力感も感じている(デジタル・アパシー)そもそも、人が働くこの社会のあり方、そのものの捉え方から考え直したほうが良いのではないか?
さらに、社会の中での日々の自分自身の労働という行為の意味も、人生の中に位置づけたらどうか
上記の2点の問題を考えるうえで何より避けなければならないのは、"社会"を抽象体と捉え、個人と対立させてしまうこと
ポリティカル・コレクトネス疲れ:頭でっかちによる"イイコト疲れ"といえる
→言葉ばかり先行させても、本末転倒になるしかない社会にあっての行為、そこでの労働は、感覚器官が一つひとつが作動する過程の中にあるようなもの
→人間の中に埋め込まれている喜びが、すべてそこにある
→人間の全存在をすべて開放することで、対象を我が物とする
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