【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』16
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第4章 大人になるな、情熱に生きろ
「品行方正を装えるずる賢さ」が必要
ヘッドハンターはSNSではなく、人的ネットワークで情報を集める
ヘッドハンターは、リーダーは然るべきときに「品行方正」であればよいと考える
むしろ、リーダーには「(何かを成し遂げたいという)情熱」を求める
ジョブズに認められた日本人
前刀禎明氏
プレゼンの様子が異質(実に楽しそうにプレゼンをし、聴いている人もなぜかほっこりしてしまう)
iPodminiの日本でのマーケティング戦略を、スティーブ・ジョブズに直接プレゼンし、本社のマーケティング担当副社長になった
感想
「品行方正を装えるずる賢さ」というと、マキアヴェリの『君主論』を読んでいるような感じがします。マキアヴェリの『君主論』を意識しながら書いていたのでしょうか?
前刀氏の事例は、品行方正を装うずる賢さの事例ではなく、情熱的であることの事例だと思いますが、プレゼンでほっこりさせる雰囲気を作れるとは稀有な存在だと思います。どうしてそうなのか、ということは書かれていませんが、想像するに、(仕事で義務的にやっているのではなく)自分自身も楽しんでいるから、ということだと思います。
仕事において、自己犠牲的であることが正しく、自分が楽しむなどもってのほかという考えもあるかもしれませんが、仕事の成果と自分が楽しんで仕事をしていることは、決して相反することではないことが、前刀氏の事例を見てわかりました。
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