【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』14
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第3章 安全を追うな、リスクをとれ
「転職していない人=使えない」という時代が来る
著者の持論:迷ったら転職したほうがいい
自らの価値に敏感になるべき
自分の「値段」はどうやって決まるのか?
需要と供給で決まる
ゆえに、転職できたことは「複数の組織に求められた」証拠になる
一社に勤め上げるのは悪いことではないが、それに甘んじて成長意欲を持たない現状維持志向では話にならない
「下降転職」の罠にはまるな
自分の値段を高めるには「より高いステージへの転職」が必須
「悪ガキ」は転職するなら、当然のように大きな舞台を目指す
感想
著者の意見は賛否両論かな、と思います。成長を求めるだけであれば、副業をいくつか行って試してみるとよいと思います。外資系企業と日系企業とでは雇用の慣習が違うので、外資系企業を念頭に置くなら、転職も大いに検討すればよいと思います。
派遣社員なり契約社員になれば、契約期間が満了すれば否応なしに転職先を探さねばならないので、いきおい自分の価値には敏感になります。(というより、ならざるを得ない)
日本の雇用慣行を考えるとき、正規雇用者と非正規雇用者で、雇われ方も、何に基づいて給与が支払われるかもまったく異なり、2種類の雇用の間に簡単には向こう側に行けない仕切りがあるような感じがします。この仕切りを取り外すだけでも、ずいぶん労働市場のあり方が変わると思います。
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