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【読書メモ】山口周『武器になる哲学』25

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読書メモ

第2部 知的戦闘力を最大化する50のキーコンセプト 
第2章 「組織」に関するキーコンセプト

  • 22 ナッシュ均衡(ジョン・ナッシュ)

    • ナッシュ均衡:ゲームに参加しているどのプレイヤーも、他の選択肢を取ることで期待値が向上しない、「均衡」している状態を指す

    • 囚人のジレンマ:ナッシュ均衡を説明するための思考実験

      • 両者とも黙秘:刑期1年

      • 両者とも自白:刑期5年

      • 片方が自白:自白した方は無罪放免、相方は刑期10年

      • 両方の囚人は揃って自白する

      • 利益の最大化するための合理的な戦略を採用した結果、必ずしもプレイヤー全体の利益は最大化されない

    • 繰り返し囚人のジレンマ
      →最も高い賞金を得るには、どのような選択をするべきか?
      →最初は「協調」、2回目は前回の相手の出したものと同じもの、以下それをひたすら繰り返すプログラムが優勝

    • 相手側から見ると「こちらが裏切らない限りいい人だけど、こちらが裏切ると裏切る」(=いいやつだけど、売られたケンカは買う)
      →「長い付き合いが想定されるケースでは有利だけれども、そうでない場合はその限りではない」『つきあい方の科学』(アクセルロッド)

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