【読書メモ】吉田満梨, 中村龍太 『エフェクチュエーション』26
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第4章 レモネードの原則
危機的な環境変化も手持ちの手段を拡張する機会と捉える
星野リゾートの星野佳路さん
「過去の困難なときに発想してきたことが、今の私たちの力に実はなっているんですよね」(インタビュー)
危機的な状況に直面した場合にどう捉えるかが、その後の行動と成果に影響する
レモネードの原則は「許容可能な損失の原則」を補完する
偶然に与えられたものを活用することで、意味ある新しい行動を作り出すことはできる
感想
危機的な環境変化を機会と捉えて利用することは、アリストテレスの定義する「教養」と似ているものがあると思いました。
うまくいっているときには身を飾るものでしかない教養が、逆境や不運のなかにあっては「避難所」や「命綱」になるというのは、まさしく「危機的な環境を手持ちの手段を拡張するこ」となのではないかと思われます。
ただ、教養も一朝一夕に成るものではなく、日頃から情報を集めたり、思考したりすることが大切なのではないかと思います。
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