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【読書メモ】吉田満梨, 中村龍太 『エフェクチュエーション』15

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読書メモ

第3章 許容可能な損失の原則

  • 「許容可能な損失」の範囲で行動する利点

    • 起こりうる損失

      • 行動のために投資されたあらゆる資源

        • 費やした時間と労力

        • 協力者からの期待

        • 犠牲にした別の機会、など

    • 許容可能な損失を計算する場合、以下を考えればよい

      • 現在の財務的状況

      • 最悪のケースに備えた心理的コミットの評価

    • 損失が許容できる限りにおいてコミットメントを行うメリット

      • 心理的ハードルが低くなる

      • 成功するかどうかの予測に無駄な労力を費やす必要がなくなる

      • うまくいかなかったときに致命傷にならない
        再度別の方法でチャレンジすることが可能(←重要)

感想

起こり得る損失というと、金銭的な損失ばかりに目が向きますが、それ以外にも考えなければいけないことに気が付きました。特に、そのチャレンジをすることで、チャレンジする機会が失われた別のことは何であるかにも目を向けることは大切だと思いました。

どんな場合であれ、「選択」はついてまわります。何を選択し、何を選択しないか、日頃から自分の「価値観」を認識できるようにしておくと、選択の際にそれほど迷うことはないと思います。

このときの「価値観」とは、「何を優先するか」という相対的な順序付けのことだと思います。その優先順位を知っていれば、たとえ失敗しても、公開の少ない選択になるのではないかと思います。

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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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