【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』56
読んだ本
読書マインドマップ
読書メモ
第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』
デザインシンキング型ワークショップ
ワークショップの実施②アクティビティ
ファシリテーション
各グループに最低1名用意する
ファシリテーターは想像以上に気を配ることが多い(図表3-32)
→経験が求められるファシリテーター同士で、リアルタイムに連絡がとれるようにすして、状況の共有ができるようにする
アウトプットと現在地の可視化
事前に、アウトプットイメージ、サブアジェンダや枠組みなどを整理する
参加者が頭のなかで整理しながらアクティビティが進められるよう、可視化しながら進める(模造紙やホワイトボードなどを使う)
雰囲気・環境作り
場所、設備、備品などの環境面での工夫も有効
→机の配置、お菓子・飲み物、照明・音楽、インテリア・装飾など
感想
自分が行っているガイダンスや読書会でほぼ使える内容です。ただし、『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』には、具体的な例が書かれていないので、自分で考えるなり、経験者から聞くなりしなれければなりません。
いまは、Zoomなどのオンラインミーティングのツールもあるので、簡単なものならば、オンラインでワークショップをすることも、可能ではないでしょうか?オンラインホワイトボードだと、Canvaなどのツールがあります。Canvaは無料で使えるので、試してみるとよいかもしれません。
会議室は、ウェブサイトから予約できます。『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』には書かれていませんが、一度下見をしておくことが望ましいです。(表示よりも部屋が狭く感じたり、設備が使い慣れているものと違うと、当日の設営が手間取るため。机をワークショップ当日のように配置し、機器の接続を行ってリハーサルすると当日戸惑わなくてよいと思います)
設営の時間があるので、予約するときは、最低30分は余裕を見ます。(できれば1時間くらいは見ておいたほうがよいです。前の利用者が時間をオーバーして利用していることがあるからです。設営に手間取ることも考えます)
『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』はとてもよい本なのですが、具体的にどうするかの部分が初心者にはわかりにくいところがあるため、経験者に聞きながら読むと、理解が進むのではないかと思います。