【読書メモ】ジェリー・Z・ミュラー 『測りすぎ』67
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PartIV結論 16いつどうやって測定基準を用いるべきか
チェックリスト
測定を増やすことはどれほど有益か?
測定実績は、外れ値(能率の悪い者や本当の不正行為)を特性する際に効果を発揮する
だが、実績が平均程度や最高レベルの人間を見つけるのには、それほど役には立たない
標準化された測定に依存しないで生じるコストはどんなものか? 実績についてほかの情報源があるか?
学校:特定の教師にこどもを教えてほしいと要求する保護者が多いか
慈善団体:受益者に判断させるのが、もっとも有益
感想
測定を過信しないということが、はじめの一歩だと思います。何が測れて何が測れないかを認識しておくことが大切ではないでしょうか。
これまでの話を見ていると、測定は標準化されたものがどこでも通用するものではなく、現場の個々の具体的な事例ごとに、測定の基準や方法を決めたほうがよいと思いました。
それぞれの現場で測定基準が違っていると、ランキング等の比較ができないというデメリットはあると思いますが、不正が行われるなど、悪い影響を考えると、測定基準を無理に揃えないほうがよいと思いました。
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