【読書メモ】山口周『武器になる哲学』21
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読書メモ
第2部 知的戦闘力を最大化する50のキーコンセプト
第2章 「組織」に関するキーコンセプト
18 解凍 = 混乱 = 再凍結(クルト・レヴィン)
レヴィン:「個人と環境の相互作用」によって、ある組織での行動は規定されるという仮説を立てる→グループ・ダイナミクスとして知られる広域の研究を行う
「解凍 = 混乱 = 再凍結」モデル:個人的 / 組織的変化を実現する上ので三段階
解凍:いままでの思考様式や行動様式を変えなければならないと自覚 + 変化のための準備を整える段階
→「いままでのやり方がなぜダメなのか」「新しいやり方で何が変わるのか」を説得ではなく共感レベルまでコミュニケーションする混乱:以前のものの見方や考え方などが不要になったことで引き起こされる混乱や苦しみ
→変化を主導する側からの十分な実務面または精神面でのサポートが鍵になる再凍結:新しいものの見方や考え方が結晶化、新しいシステムに適応するものとして、より快適なものとして感じられるようになり、恒常性の感覚が再び蘇る
→新しいものの見方や考え方が、実際に効果を上げるものだという実感を持たせることが重要
→変化を主導する側は、ポジティブなモメンタムを出す必要がある思考様式・行動様式を変えるプロセスは「解凍」から
→最初にやるべきことは、「いままでのやり方を終わらせる」こと昭和を体験した人が、本質的な意味でノスタルジーを終わらせることが必要なのではないか
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