【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』23
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第5章 任せるな、自分でつかみ取れ
日本が誇る悪ガキ、三木谷浩史
著者が社長に就任したばかりのとき、コーン・フェリー本社のCEOが来日したいと言ってきた
→伝統に挑戦するような新しいタイプの経営者に会わせたいと考えた楽天の創業社長、三木谷浩史氏に白羽の矢を立てる
三木谷氏は、申し分のない「優等生」ぶりだが、自分自身のことを「悪ガキ」的にとらえているように、著者には思えた
人が敷いたレールの上を歩かず、自分で行きたい方向へレールを敷いて進んでいく「悪ガキ」の典型
経団連を脱退し、「新経済連盟」なる団体を創設
→この実行力が、単なる批評家と「悪ガキ」の違い
感想
「悪ガキ」を「悪ガキ」たらしめるものは、「実行力」なのでしょう。というより、「自分のアイデアを実現するにはどんなことでもやる」といった執念に近いと思います。そういう意味で妥協はしないでしょうから、結果として、周りを押しのけてでも、というように見えてしまうのだと思います。
楽天や三木谷さんについては、いろいろ聞くところもありますが、そのように評価の幅が広いのも、「悪ガキ」の「悪ガキ」たる所以なのだと思います。(それが、この本のあとの方にも書かれている「「かわいげ」を持つ」ともつながってくるのではないかと思います)
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