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【読書メモ】吉田満梨, 中村龍太 『エフェクチュエーション』02

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『エフェクチュエーション』目次マインドマップ

読書メモ

はじめに

  • 著者は、新市場創造プロセスに関心を持つマーケティング研究者

    • エフェクチュエーションは、新たな市場形成を説明する、極めて妥当性の高い理論であると感じた

    • 理論的な関心ではなく、実践に活かす目的でエフェクチュエーションを知りたい人も、少なからずいるのではないか

  • 本書はエフェクチュエーションの入門書

    • 対象:幅広い読者

      • スタートアップや既存事業で、極めて高い不確実性を伴う問題に取り組んでいる人

      • 自分には、新たな価値を創造することができないと感じ、なかなか行動に踏み出せずにいる人

      • エフェクチュエーションの学習・教育に何らかの関心を持つ人

    • 目的:「エフェクチュエーション」をできるだけわかりやすく伝えること

感想

エフェクチュエーションの理論そのものは、サラスバシー教授が書いた学術書です。本書は、その入門書として、幅広い読者に、より実践的な内容を伝えてくれるものだと思います。

もし、サラスバシー教授の『エフェクチュエーション』を読む機会があり、この本と比べることができれば、実践と理論がどのようにつながっているのかを知ることができると思います。

いまの自分の関心事の一つが、アカデミアの知見をビジネスの実践に活かすにはどうすればよいかということなので、時間があれば、ぜひやって読み比べてみたいと思いました。

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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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