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【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』19

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読書メモ

第4章 大人になるな、情熱に生きろ

  • 私が何としてもヘッドハントしたかった男

    • エムスリーを立ち上げた谷村格氏

      • 著者がヘッドハントしようとしてできなかった男

      • ウェブMDの日本法人の新社長としてヘッドハントしようとした

  • 意外な反応

    • 谷村氏は偶然にも、ウェブMDの案件とそっくりのビジネス・プランを描いており、いったん候補から外してほしいと言った

  • ヘッドハンターを逆に口説き落とすパッション

    • 谷村氏がプロジェクトに懸けるパッションが並大抵のものではないとうことがわかった

    • 著者のほうが逆に谷村氏に魅了される立場になってしまった

    • ウェブMDのほうは、紆余曲折を経て、エムスリーに買収された

    • 谷村氏が話すと、実現したときの世界が見え、誰もがそれを早く見たい、一緒にいたいと切望するようになる

感想

「ミイラ取りがミイラになる(なりかかった)」というのをそのままそっくり体現したような事例だと思いました。人を魅了するくらいの「何か」がないと、事業を起こすなどできないことなのでしょう。

このような情熱は、心の奥底に眠っている何かから出てきているような気がします。それが、本人の資質や周りの環境に恵まれると、良い結果を生みだと思います。

頼まなくても勝手に人がついてきてしまう人というは、一定数いると思います。彼らを見ていると、「悪ガキ」の資質を言えるかどうかはわかりませんが、ある種の「無邪気さ」があると思います。そのあたりも、重要な資質であると思います。

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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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