【読書メモ】細谷功『「具体⇔抽象」トレーニング』52
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読書メモ
第7章 具体と抽象の使用上の注意
「座標軸を持つこと」が何より重要
コミュニケーションギャップが生じる原因
「具体と抽象の視点を持てているか」
「具体と抽象の視点を持ったうえで、いま行われていることのマッピングができているか」
『「具体⇔抽象」トレーニング』は、問題解決のためというよりは、問題発見のための位置づけとなる
「前提条件を明確にすること」の重要性
コミュニケーションギャップ回避するためには前提条件を明確にする
どういう条件の下で
どのような目的で
前提条件を確認しないまま行われる議論は、そもそも議論になっていない
感想
議論がかみ合わないとき、お互いが考えている前提が違うことはよくあるので、よりよい議論をするという文脈で、定義を聞いてみるということは「アリ」なのだと思います。
しかし、この「定義を聞く」というのも、相手に優位に立つことや、話の本筋をはぐらかすことを目的として行われることもあり、結局、立場が上の人のほうに合わせることになることもあります。
そもそも「議論」という定義(というより、何を目的として何を行うのか)を共有しておかないと、何かしらの成果が出せるような生産性のある議論にはならないと考えられます。
「議論」という言葉も、人によって、「相手を説き伏せる」「共通点を見つけながら結論に達する」など、いろいろな解釈があると思うので、最初に目的・ゴールをすり合わせておくのは、必須だと思います。
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