【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』34
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第7章 閉じこもるな、世界を見据えろ
グローバルビジネスは「悪ガキ」たちがしのぎを削る場所
欧米人の「普通の人」は、日本人の「悪ガキ」に近い
悪ガキたちがしのぎを削っている場所で、お上品なエリートが勝つのは難しい
グローバル展開は「悪ガキ」に任せればいいのだが、日本企業には「悪ガキ」を重用する文化がない
「悪ガキ」は案外、英語に向いている
英会話は「英語しか通じない場所」に飛び込んでしまうのが効率的
英会話は、情報と感情を一緒に伝えるとうまくいく
感情を話さないと、相手の感情が読めないため、話が伝わらない
感想
以前、読書会で、プレゼンテーションのことが話題になり、アメリカから参加していた方の話では、「プレゼンに必要なのはパッション」とはっきり仰っていました。
日本では、多くの場合、「パッション」というと、「感情的になる」と解釈され「ロジカルでない」というマイナス評価となるため、あまり情熱的に話そうという人はいないと思います。日本のプレゼンテーションに関する本で、パッションについて(またはパッションをどう表現するかについて)説明したものは少ないと思います。
パッションというのは、感情というよりも、情熱・熱意と解したほうが適しているのかもしれません。アリストテレスも『弁論術』で「パトス」と言っていたので、昔から、プレゼンテーションに、情熱・熱意を含みこませることは、西洋では当然のことなのかもしれません。
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