【読書メモ】吉田満梨, 中村龍太 『エフェクチュエーション』31
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読書メモ
第5章 クレイジーキルトの原則
「藁しべ長者」のようなエフェクチュエーションのプロセス
藁しべ長者とエフェクチュエーションに共通する重要な示唆
起業家が手にしているものの価値は、自分だけでは決められない
→パートナーが起業家の手持ちの資源やアイデアにどのような価値を投影するかで、まったく違った、より大きな価値へと繰り返し変換される可能性の開かれる新しい価値は、手持ちの手段を携えて新たな行動を起こし、人々と出会い、他者と意味のある関係性を模索することで、偶発性を活用しようとする働きかけによって生み出される
感想
一般的には価値がないと思えるようなものでも、コンテクストによって価値が生じうるという示唆深い話だと思います。「価値」も決まった一定のものではなく、可変的なものであると考えてほうがよさそうです。
まずは「話してみる」というのも、大事なことなのかもしれません。自分の思い込みが打破されて、新しい価値を見いだせるきっかけになる可能性が高いと思います。
この偶発性を楽しむのが、エフェクチュエーションの醍醐味かもしれません。
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