【読書メモ】吉田満梨, 中村龍太 『エフェクチュエーション』32
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第5章 クレイジーキルトの原則
「ほとんどの人は受話器を取って電話を掛けようとはしない」
ジョブズが知っているもの
周波数カウンターを製造しているメーカーの1社が、ヒューレット・パッカード
ヒューレット・パッカードの創業者の一人、ビル・ヒューレットは、自分と同じパロアルト地区に住んでいたこと
ジョブズは、ビル・ヒューレットのところに電話を掛け、周波数カウンターの部品を分けてもらえるかお願いした
ヒューレット氏からの提案
ヒューレット・パッカードの周波数カウンターの工場の製造ラインで、夏休みのアルバイトとして働かないか?、という提案
→ヒューレット・パッカードで、ウォズニアックと出会う
感想
「電話を掛ける」という簡単なことでも、実際に行動する人は少ないという話です。面倒だから、とか、日々の生活に追われて、ということもありそうですが、断られたらどうしよう、とか、相手にしてくれない、といった恐怖心や不安もあるのだと思います。
心理学の実験で、他の人に頼むことには抵抗を感じるが、他の人から頼まれることにはさほど抵抗を感じないという話を聞いたことがあります。頼むことにためらいがあるのは確かですが、断られたら断られたでそれだけでの話なので、とりあえずやってみると、道が拓けると思います。
自分の例でいれば、けっこう断れらることも多く経験したので、それほど落ち込まないようにはなりました。いろいろ、なんとかなるものです。
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