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【読書メモ】細谷功『「具体⇔抽象」トレーニング』44

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細谷功『「具体⇔抽象」トレーニング』目次マインドマップ

読書メモ

第6章 言葉とアナロジーへの応用

  • DoubRing(タブリング)による抽象化のトレーニング

    • DoubRing(タブリング) ※図61

      • 二つの言葉の関係を9パターンで表現するもの

      • 「大小関係」「重なり関係」の二つの属性に絞ってパターン化
        →その違いを定量化することを可能にした

    • 演習問題:「仕事(A)と遊び(B)」の関係をどのように表現するか?

      • 日本人1800名以上からとったデータ結果
        →パターン5が36%、パターン4が14%、パターン3が13%、…

      • パターン5(交差型で大小関係が等しい)が最も多い

      • 仕事と遊びの基本的認識が個人によって異なる

感想

仕事と遊びの関係性も人それぞれですし、何が仕事で何が遊びかも人それぞれであると思います。お金を得ることにつながる有償の仕事だけが仕事であると考える人もいますし、家事などの無償の仕事も仕事と考える人もいます。(実際の話、「子育てなんて、子どもと適当に遊んでいればいいだけだから楽なものだ」「家事なんて仕事じゃない」と話している人もいたので、本当に認識は人それぞれだと思います)

アンケートの結果を見て驚いたのは、日本人の仕事と遊びの関係において、重なりがあることでした。この重なりの部分は何か、アンケートに答えてくれた人の何人かにお願いしてインタビューすると、興味深い知見が得られるのではないかと思いました。

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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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