【読書メモ】細谷功『「具体⇔抽象」トレーニング』12
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第2章 具体と抽象とは何か?
特殊の具体、一般の抽象
定義
具体:一つひとつの個別のもの
抽象:一般化されたもの
着眼点
具体を見ている人:物事の特殊性、事象間の違いに着目
抽象を見ている人:一般法則や事象間の共通点に着眼
五感で感じられる実体か、五感で感じられない概念か
動物と人間の違い
動物:実体の世界がほとんど
人間:精神的な概念の世界を持っている
感想
動物は実体の世界がほとんどで、人間は精神的な世界を持っているとは、まさしく、言葉を使用しているからこそなのだと思います。
人間は、現在起こっていないことも言語で表現することができます。否定や疑問、過去や未来など、眼の前で起こっていないことも、言語で表現することができます。まして、仮定や条件も、人間ならではの発想なのかもしれません。
いま眼の前で起こっていないことを言語で表現するとき、抽象化が起こっているのでしょうか?言語とは、何とも不思議な能力です。
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