【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』42
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読書メモ
第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』
インタビュー① ビジネス関係者/有識者インタビュー
ステップ③ インタビューガイドを作成する
当日インタビューする内容の設計
短時間(30分から60分)で知りたいことをすべて聞く必要がある
解きたい論点・仮説の深掘りすべきポイントを猛利できる内容のインタビューガイドを組み立てる
テクニック:実践的なインタビューガイドの作り方
基本的な考え:知りたいこと・明らかにしたいこと論点・仮説で、質問文の骨格を作る
深掘りするための質問を可能な限り構造化し具体化する
インタビューガイドの例(図表3-25)
質問の意図・背景(= 論点)を伝える
仮説だけに絞り込んで質問するよりも、目的・背景を伝える
わかり切ったことを聞かない
理解していることや考えている事は前提条件として伝える
単純な一問一答形式にせず、会話形式に
ディスカッションを仕掛けるような質問を用意しておく
感想
消費者インタビューだとアイスブレイクも必要なのかもしれませんが、エキスパートインタビューだと必要ないのかもしれません。相手は何を話せばよいかわかっていますし、自分の専門知識であれば、話すのに緊張する、といったこともそれほどないように思われるからです。
目的や、自分がどこまで理解しているかがわかっていると、相手も話しやすいですし、時間も有意義に使えると思います。わかりきっていることをわざわざ話すこともないですし、逆に、知識不足で補足の説明もないまま先に話が進んでしまい、結局どのような話だったか理解できないというのも、インタビューとしては失敗だと思います。
そうならなためにも、自分がどこまでわかっていて、どこからがわからないのか、明らかにしたうえで、インタビューに臨むと、自分にとっても相手にとっても、実りあるインタビューになるのではないかと思います。
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