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【読書メモ】吉田満梨, 中村龍太 『エフェクチュエーション』39

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読書メモ

第7章 飛行機のパイロットの原則

  • パイロットが有効に機能する問題空間

    • パイロットの役割がどういう状況下でとりわけ重要か?

    • オートパイロットシステム(コーゼーション)とパイロット(エフェクチュエーション)の両方が活用できる場合、どのような問題がパイロットでなければ対処できないか?

    • エフェクチュエーションがとりわけ有効に機能する問題空間の3つの特徴

      • ナイトの不確実性(Knightian uncertainty):未来の結果に関する確率計算が不可能

      • 目的の曖昧性(Goal ambiguity):選好が所与ではない、または、秩序だっていない

      • 環境の等方性(Isotropy):どの環境要素に注目すべきか、または、無視すべきか、が不明瞭

感想

オートパイロットシステムは、予め航路がわかっている状態で有効なのだと思います。そもそもの航路がわかっていないときには、自分で操縦しなければならないので、パイロットが必要になるのだと思います。

未来の結果が予測できない、目的が曖昧、どの環境要素に注目すべきか不明のときのように、そもそも航路を描きようがないときは、腕のよいパイロットの存在しないと飛行機が飛ばないのだと思います。

オートパイロットシステムでない以上、やはり、直感で判断して行動できる人物がふさわしいのではないかと思います。

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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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