【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』46
読んだ本
読書マインドマップ
読書メモ
第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』
インタビュー② 消費者インタビュー
ルール:対象者の「基本情報俯瞰シート」を準備する
当日使用するコンテンツ
インタビューアー側の関係者のみ持っておくもの
事前アンケートで回答してもらった消費者情報(基本情報俯瞰情報)を準備する
各回答者×質問テーマ枠を切った空欄のシートを準備する
インタビューシナリオ
消費者に提示するもの
テクニック:意見の呼び水となるネタを準備する
具体的なアイデアやイメージが効果的
意見が停滞したときには、具体的な商品/サービスアイデアを投げかける
安易なイメージ提示は消費者に誤解を招いてしまうことにもなりかねない
テクニック:グループインタビューの人数は6~8名にコントロール
5名以下:消費者同士の議論が起きにくくなる
9名を超える:ハンドリングが難しくなり
ルール:性別やライフスタイルの異なる消費者を同一グループに混ぜない
グループインタビューの大きな目的
→消費者同士で共通の話題で盛り上がってもらい、そこから気づきをえること各グループができるだけ同質な集団になるようコントロールする必要がある
感想
インタビューは準備するものがたくさんありそうですね。インタビューフローだけでなく、対象者の属性を書いたシートや話を書き取るシートや具体例の提示など、いろいろ準備しないといけないようです。
『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』では、インタビューを録音することは書いていませんでしたが、利用してはいけないのでしょうか?もしかしたら、真剣に聞かなくなってしまうから、録音はしないほうがいいのでしょうか?(録音してAIで文字起こして要約する、ということもできそうですが、どうなのでしょうか?)
グループインタビューでは、6~8名を扱わないといけないので、気を使いそうです。日本のグループインタビューでは話しをするようになるまでが大変で、それ以外の国では、話を止めるのが大変だと聞いたことがあります。どちらの場合でも、モデレーターは大変だと思います。
この記事が参加している募集
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければサポートいただけますと幸いです。本を買い、noteを書き続け、読書文化の輪を広げるために使います。