【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』27
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第5章 任せるな、自分でつかみ取れ
時代遅れの「純血」主義
ある会社の就職説明会で「会社の基本姿勢は純血主義」と語った社長がいた
他の会社の色に染まっていないのが「純血主義」
いまは、実利的な面からも、できるだけ多様性を持った組織をつくることが是とされている
他流試合で自分の中に「多様性」を育む
この「純血主義」の会社はおかしい
ずっと同じ環境にいて、ずっと同じような経験しかしていないなら、多様性のない存在になっている
もし、多様な価値観をインストールしたいなら、他流試合に挑戦することを著者は勧める
競争優位性を高めるために、会社でも個人でも、多様性は重要
感想
純血主義は、強みが活かせているうちはいいですが、環境が変わってしまうと、強みが弱みになる可能性が高くなりそうです。そのことを考えると、多様性をもっていたほうが、生き延びられる可能性が高くなりそうです。
マキアヴェリの『君主論』では、次のように書かれています。
変化する環境においては、自分のなかに多様性を備えることの大切さは、ずっとむかしから変わらないと思いました。
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