【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』12
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第3章 安全を追うな、リスクをとれ
「荒波に揉まれた者」「そうでない者」その決定的な違い
「挑戦」は「risk-taking」
サケ:海に出て荒波に揉まれる(体の大きさもマスの10倍になる)
マス:川に残り生涯を終える
ヘッドハントに値するのは「リスクをとってきた人材」だけ
世界で活躍している「悪ガキ的リーダー」は、サケの生き方をしている
リスクを背負ったものは成長する
「外資の掟」を平然と無視した男
魚谷雅彦氏の例(資生堂)
前例や慣習をものともせず、大胆な変革を断行していった
資生堂を急成長させた立役者
日本コカ・コーラでの取り組み
缶コーヒー「ジョージア」のCM
→アメリカで進行中だったCMを独断でキャンセルし、数千万円の広告費をドブに捨てての大決断
感想
「リスクを取る」といいますが、よいリスクの取り方と、悪いリスクの取り方があると思います。以前、ある事業家が、蕎麦屋から一気に居酒屋にするような変え方はギャンブルであり、店のメニューのなかにいくつか居酒屋に出すメニューを入れて反応を見て居酒屋にするかどうかを決めればいい、ということを仰っていました。
リスクをとるというと、『世界は悪ガキを求めている』にあるように、乾坤一擲の大勝負ということもあると思いますが、失敗したときに被害を最小限にするようなリスクの取り方もあるのではないかと思いました。
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