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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』23

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『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』目次マインドマップ

読書メモ

第2章 10のリサーチ技法①『情報をさがす編』

  • 民間調査レポート活用

    • ステップ③:有料レポートは「費用対効果の見極め」が肝要

      • 1)調査対象テーマのスコープとメッシュ

        • 最も重要な項目

        • 調べたいことに対して合致した内容かどうか

          • テーマ軸、地域軸、セグメント軸などの軸で確認する

      • 2)時間軸

        • この時間軸で実施したい調査・分析に足りるかどうか

        • 欲しい時間軸にぴったり合った情報が得られないことも多い
          →推計していくほかない

      • 3)作成時期

        • いつ作成されたか
          →情報鮮度の問題
          →将来予測をしているレポートは、作成時期以降にインパクトのある環境変化が生じている場合は、作成時期時点での将来予測は何の意味も持たなくなってしまっている

      • 4)元データがもらえるか

        • 最後に確認するポイント

        • 自分で加工しやすい形で元データを調査会社から入手できるか

        • 何の記載がない場合でも、問い合わせるともらえるケースがある

感想

この4つのうち、最初の3つは妥協できないものではないかと思います。私は、2と3の順位は逆だと思っていましたが、そうでもないようですね。

調査会社に頼むと、加工前のデータを販売してくれるという話は聞いたことがあります。100%入手できるかはわかりませんが、レポートとは違う切り口で仮説を検証したいとき、必要になってくるのだろうと思います。

他人がつくったレポートは、いろいろと癖もあり、隔靴掻痒というところがあるのだと思います。既製品の服は、なんとなく着られはするのだけれども、いまいちフィットしないということと、同じことなのではないかと思います。

本や論文を集めてみても、自分の思った通りのものが見つからないことはよくあることです。そのテーマの資料そのものがないこともありますし、知りたいこととは微妙にずれていたりすることもあり、さまざまです。

そんなときには、自分で別の情報を集めて情報をつくったり、自分でデータをつくったりするしかないのだと思います。

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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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