【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』92
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読書メモ
第5章 "リサーチ脳"を鍛える「抽象化思考」
世の中の新技術をどのように解釈するか
実用化されようとする新しい技術を、どう自社ビジネスに活かすか?
→抽象化が肝完全自動運転が現実となった未来を想像する
Level5(特定条件なしでの完全自動運転)が実現したときのビールメーカー
コスト面:配送に関わる人手不足や人件費高騰の解消が期待できそう
売上面:販売機会の拡大が狙える(e.g. 自動運転者でレストランに来る人もアルコールを提供できるようになる)
感想
この事例で提案されているのは、「改善」の話であって、起点となる発想の軸は変わっていません。世の中のDXはこんな感じなのかもしれません。
DXとは、既存の方法の「アナログ→デジタル」の置き換えではなく、体験そのものを変えてしまうことだ、と聞いたことがあります。そう考えると、ただのデジタルへの置き換えと考えるよりも、もっと根本的な部分(コンセプトなど)を変えていかなくてはならないのかもしれません。
具体のレベルだと、同じく具体のレベルの置き換えで話が終わってしまうので、いちど抽象化する作業は必要だと思います。
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