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【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』13

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読書メモ

第3章 安全を追うな、リスクをとれ

  • 挑戦を「チャンス」を見る人、「リスク」と見る人

    • 小さなリスクを取り続けていれば、次第に大きなリスクにも向き合えるようになる

    • C氏の実例

      • 中国への進出(過去に何度か失敗している)

      • 会社にとって中国進出は重要だが、リスクも大きい

      • C氏は先兵となって行く決断をした

  • 「挑戦せずにはいられない」

    • 中国のプロジェクトは結果的に成功した

    • C氏は、賢かったのか?無謀だったのか?
      →「悪ガキ的リーダー」は「挑戦せずにはいられない」

  • 転職「ごとき」に躊躇しない

    • C氏は、舞台を変えてさらに大きな仕事に挑戦するという選択肢を選んだ

    • 「悪ガキ」は、自らの成長を主眼に置き、体験したことのない経験を求める

    • 世界が求める人材とは「こういうタイプ」に違いない

感想

「悪ガキ」がどうかは知りませんが、実業家とは事業のことを考えずにはいられない人だということを目の当たりにしたことはあります。考えるとかそういうレベルではなく、体が勝手に反応してしまうレベルです。

「悪ガキ」タイプの人たちも、このような感じで、感覚的に挑戦してしまうタイプなのだと思います。育ったときの環境や遺伝的なものなど、挑戦せずにはいられないのはいくつか原因があるのでしょうが、とにかく、思考や行動が雇われた人たちとは違うことは確かです。

実際に「悪ガキ」タイプがどれくらい日本にいるかは定かではありませんが、今の日本でもう少しこのタイプがいれば、経済は良い方向に向かっていたかもしれないのに、と、つい考えてしまいます。

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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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