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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』43

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『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』目次マインドマップ

読書メモ

第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

  • インタビュー① ビジネス関係者/有識者インタビュー

    • ステップ④ インタビューを実施する

      • 自己紹介と背景の説明から入る

      • エキスパートが答えやすいような雰囲気を作ることも重要

      • 基本的にはインタビューガイドに沿って聞いていく

      • 抑えるべき勘所

        • 回答に対し深堀りする質問を繰り返す

        • 抽象的な発言には具体例を求める(一般論ではなくエキスパートがもつ経験や具体例を引き出す)

        • 可能な限り数値で聞き返す

        • 聞き方を工夫する(いろいろな聞き方を試す)

          • 過去の経験・事例、実際に行っていることなど

        • 適切にタイムマネジメントをする

        • 最後は必ず丁寧に感謝を伝える

      • ステップ⑤ インタビューの結果を踏まえ、アウトプットする

        • やって終わりにせず、きちんとアウトプットする

          • 下記の手法も有効

            • エキスパートの発言を、信憑性のあるファクトとしてそのまま紹介する

            • 世の中のリサーチには出てこない数字を、複数のエキスパートの知見を使い定量化して資料化する

感想

抽象論・一般論を聞くのではなく、その人の経験や具体的な事例を聞くのがよいと思いました。そのエキスパートに聞く理由がそこにあるのだと思います。(一般論なら、書籍や記事などを読めば済みます)

聞くときにも、より具体的な表現にすると、相手も質問のイメージが湧きやすく、答えやすいのだと思います。

ただ、インタビューガイドをいくら精緻につくったとしても、インタビューをすると、いろいろボロはでてしまいそうな気はします。そういったときのリカバーの方法も記してあるとよかったと思います。(失敗したのをカバーしようとして、余計泥沼にハマるという負のスパイラルがありそうです)

インタビューも、準備と練習と、何より「場数」がものをいうのだと思います。


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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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