【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』26
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第5章 任せるな、自分でつかみ取れ
他流試合で「仕事の戦闘力」を高める
どうしたら自分を喜ばせるような生き方ができるのか?
→自分の生き方やキャリアを人任せにしない成功した自律型人材は「他流試合」を通じて仕事の戦闘力を高めてきた、という特徴がある
著者のヘッドハンティングの失敗
クライアントの競合他社の重要ポストにいて、いい成績を収めていた
しかし、新しい環境に素早く対応する能力に欠け、結果を出さないまま、その会社を去ることになった
その候補者を検討しているとき、一度も転職をしていないことが、著者には気になった
違うフィールドで腕試しをしなくてはならない
感想
一度も環境を変えずに仕事をしていると、自分が仕事をしているときの「前提」に気づかずにいるのかもしれません。その前提に無自覚でいると、どんなときに自分の力や能力が発揮されるのか、知らないまま過ごしてしまうと思います。
能力とは個人に属するものと思われがちですが、その能力を能力として認めてくれる人がいたり、その能力を能力として使える条件下に置かれていたりすることで、初めて能力と認識されるのであり、どんな場でも使える万能の能力はないかもしれません。
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