【読書メモ】山野弘樹『独学の思考法』10
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読書メモ
第1部 原理編 ― 5つの考える技術 第5章 物語化する力 ― 相手に伝わる思考をする②
「映像化」とは「時間」的な図解の方法↔「相関図」は「空間」的な図解の方法
映像化:物語の構成や声の調子によって相手に情景を伝える技法
話し言葉の方法論がメインになる
論理的に構成された文章をどのように「映像化」できるか?
=どのような話し方をすれば、こちらが話したい内容を生き生きとした仕方で相手に思い浮かべてもらえるか?映像化の技法
物語の輪郭を構成する「始まり」と「終わり」を設定する
→物語の輪郭を明確にする山場を演出する
→聞き手が強い緊張感をもって鑑賞するような場面をつくる物語の「尺」を柔軟に設定できる視座を持つ
→物語の輪郭がはっきりしているからこそ、尺の変更が柔軟に行える
物語が持つ二つの側面
自己反省的な側面:抽象的な概念の擬人化したとき、元の論の流れを具体的に理解できているかがわかる
他者志向的な側面:聞き手のことを意識しながら、図解のバリエーションを取捨選択するという態度
物語力とは、最も具体性の高い仕方で行われるパラフレーズの能力に他ならない
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