#07 会ってみませんか?と誘われた【マッチングアプリで出会ったモラハラ婚約者と別れた話】
長文LINEが減って来た
LINEを交換して3日後、わんこくんの長文の頻度が落ちた。ひゃっほう!私が長文しんど…って言ったから、控えてくれたのかも知れない。
私たちは「わんこくん」「リンちゃん」と呼び合うようになり、次第にタメ口をきくようになり、内容量よりテンポ重視なやり取りに変わっていった。女友達には「まだ長いわ!」って言われたけど。笑
彼の変わった経歴を教えてもらった。まだ詳しくは書けないけど、底辺からのし上がり波瀾万丈な人生を歩んできたらしく、彼は努力の人だった。しかも、それは並大抵のものではなかったので、私の中で彼の見方がガラリと変わった。
いじり方の相性ってあるよね
そういえば、会うまでのわんこくんは私を「強い女」ベースでいじりたがった。
とか。
私はこの手の「強い女が何言っちゃってんの」系のいじられ方が苦手だ。本当の私を解ってないなぁ、立ち直るのが早いだけで、私だって落ち込んだり傷ついたりするのに…と感じるから。
でも、知り合ったばかりの彼が私のすべてを知っているわけないし、強そうに見えちゃってるのは私の見せ方に問題があるのだし、そもそも解ってほしいなんて私のエゴでしかない。よって、彼に罪はない。…と言いつつもなんだか腹が立つから、早く生の私を見て欲しい。私の弱いところも知ってほしい。
早く打ち解けたいの
わんこくんが、それはそれは自然な流れで食事に誘ってくれた。最初から、この人とはすぐ会うことになりそうという予感があったから、すごくうれしかった。
私がメキシカンのお店を提案。こぼしそうになりながら一緒にタコスを頬張るのって最高に楽しいじゃない?初対面だからこそ、食べにくいものを共有して盛り上がりたい。
でも、食事をするだけではつまらないなぁ。早く打ち解けたいから、会う前にイベントを一つ入れようか。
あら意外。男たるもの!と推し進めたり、もっと自分を主張する人かなと勝手に思っていたけど、相手にすごく合わせる人なのかなぁ。また彼の新しい一面を発見した気がする。
りん