受験生に捧ぐ
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こんにちは、くにたけりんと申します。
まずは、この記事を読もうと思ってくれて本当にありがとうございます。
今回は「受験生に捧ぐ」というテーマで、塾講師をしていて思ったことがあったのでそれをつらつらと書いていきたいなと思っております、よろしくおねがしまーす!
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受験生へ捧ぐ
日本の教育、特に「受験」は罪だと思います。
偏差値というゼロサムゲームに参加させられ、その中で多くの奴らに勝つ必要があるからだ。
その性質上、受験戦争に巻き込まれた奴らは、勉強にはゴールがあると勘違いしてしまう。終わりがあると思ってしまう。
全くもって罪だ。
本来、国語や数学や英語など、僕らが学ぶものは全て勝ち負けではない。
学ぶ人にとって意味のあるものか否かであり、誰かに勝つために学ぶべきものではない。
僕らは小学生の時に、昼休みのチャイムがなったら廊下を走ってサッカーをしていただろう。その遊びに終わりはあったか?目的はあったか?
本来、学びとはゴールのない長い長い旅であり、それ自体が目的となる、いわば「遊び」であり、「おもちゃ」である。
しかし、受験戦争に参加してしまった以上、そうもいってられない。
自分が志望する学校に入学するために、毎日身を削って勉強に励むわけだが、入試までの旅には常に「優越感」と「劣等感」が邪魔をしてくる。
そこはリングなのだから、誰かに勝った・負けたという試合結果が度々偏差値や模試判定というもので返ってくる。
そこで大半の選手は「優越感」か「劣等感」のどちらかを抱くわけだ。
学びの本質とは程遠いこのシステムが、日本人が大人になって全く学ばないひとつの要因であり、Twitterで罵詈雑言がありふれてしまったひとつの要因と考える。
いま優越感や劣等感に囚われている受験生に捧ぐ。
君が勝つべき相手は誰だ。
隣のそいつか?
違うだろ。
君が勝つべき相手は他でもない君自身だ。
模試の結果が隣のそいつより悪いからなんだ、全く関係ない。
極論、本番までそいつより模試の点数が悪くても、君がいきたい学校に入ることができたらその勝負は君の勝ちだ、そうだろ?
学校で一番模試の点数が高いからなんだ。
怠けているやつにすら模試で勝てないからなんだ。
そんなものは、アルベルト・アインシュタインや、孫正義や、モーツァルトからしたら、ただの誤差だ。
君はただ、昨日の君に勝つ必要があって、偏差値で誰かに負けたからといって自信を無くす必要は全くない。偏差値という世界に騙されるな。
学びは無限だ。
そこにゴールはない。
昨日に君に勝つために、今の君はなにをすべきなのか。その頭で考え尽くせ、設定したゴールを必ず達成しろ。話はそこからだ。
全力で応援しています。
終
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