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11.『ないものねだり』と世界にひとつだけの花

こんにちは。りみ子@元引きこもり*です。

今日のテーマ『ないものねだり』という言葉から、まず浮かんだのは

宇多田ヒカルのPrisoner of Loveの歌詞↓

ないものねだりブルース 皆安らぎを求めている 満ち足りてるのに奪い合う 愛の影を追っている 

まさにコレですね(笑)

***

私の苦しみは大概、『ないものねだり』です。

これは先日、友人との会話のなかで実際にあったやりとりです。

私は髪質がストレートです。

クセっ毛な友人曰く、私の髪質が「いいなー。」

私は「茶髪に巻き髪こそいい女!」というイメージがあるので、クセ毛を活かしてアレンジができる彼女のことが「いいなー。」

そんな話をして、お互いないものねだりだね、という結論でおわった他愛もない会話だったのですが、要はこれだなーと思うのです。

″人と比べる癖”をやめようと思っても、どういう形で比べているかわかりませんでした。

他の出方もあるとは思いますが、これはとても分かりやすいですね。

『ないものねだり』

例えば、AさんとBさんが親しくしている様子を見て、私は思うのです。

「Bさん、Aさんと仲良さそうでいいな」と思ったとして、どうでしょう?

私とAさんが別の話題で盛り上がって話すこともあります。

その様子をみたBさんは、同じように「いいなー」と思うかもしれません。

いま無いものをねだって、なにになるでしょう。

(さらに私のタチの悪いところは、「いいな」で終わらず、嫉妬になるところです。)


***

《 反応は変えられない。行動は変えることができる 》

先ほどのAさんとBさんの話ですが、私がいいなーと思い、さらに嫉妬までいく思い癖、これはインナーチャイルドの反応からくるものだと思っています。

私には親のサポートが必要な、障害ある兄がいます。

嫉妬パターンの時は、母親と兄のやり取りを見ては「いいなー」と思い、1歩離れたところからその様子を眺めて、寂しい思いをした、あの時の自分が出てくるのです。

同じように、いま大人の自分が、ささいなことで必要以上に動揺し、気持ちがザワつくことはありませんか?

それは、インナーチャイルドの反応かもしれません。


***

まずは「いいなー」と思った自分を否定せず受け入れましょう。それも自分です。

「いいなー。」

「そうだね。」

そこで、過去の悲しさが沸いて来たら、大人の自分がその感情に飲まれてしまう前におさめましょう。

「今どういう気持ち?」

「寂しい。」

「寂しいか、そうか」

「どうして寂しいと感じるの?」

「○○だから」

(など、自己対話をする)

「どうしたい?私も話にまぜてって言ってみる?」

私はだいたいここで拗ねます(笑)

「いい!どうせ私よりBさんといたほうが楽しいんだ!いいもん!」

大人の自分が、プイっとそっぽを向いたことはありませんか?

私はインナーチャイルドに飲まれているとそうなります(^▽^;)


***

あの時も、そっぽを向かず、素直に「私もお母さんの傍に居たい」と言えていたら、なにか変わっていたかもしれません。

一緒に居たかったら、素直に一緒に居ればいいのです。

当時から、そんなこと言って、嫌な顔されたらどうしよう、空気を読んで、私は黙っていたほうがいい、など考える子供でした(笑) 

大人の都合に適応しすぎな子供時代、大人になって適応障害になりました(笑)


***

自助グループに繋がり、今の暮らしのなかで、そのような生きづらさがあるのは、私だけではないんだなぁと知ることができました。

心の中の小さなわたしに言うのです。

「わたしだけじゃない。みんな心のなかに痛みをもっているよ。」

「嫉妬して、競って、なにになるの?」



***


ないものねだりブルース 

皆安らぎを求めている 

満ち足りてるのに奪い合う 

愛の影を追っている~ ♬ 


別の方法で自分を満たそう!

新しいやり方(行動パターン)で自分を助けよう!

妬んでも、競っても、それは一時的な感情の逃避だよ!

弱い自分が、人に怒りをむける楽なやり方に逃げてるだけ!

関心をもってもらいたかった自分、

関心を持ってもらえなかった自分、

そんな自分に浸るのはもうやめよう。

狭い自分の価値観だけでは、もう生きていけない。

固執せず、変わっていこう。

自分以外のひとに心をひらいていこう。

自分以外のひとに関心をもっていこう。

わたしの事は私が責任をもって関心をもつよ。


***

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そうさ、ぼくらは 世界にひとつだけの花~♬

ナンバーワンにならなくてもいい もともと特別なオンリーワン♬


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