183.それも愛?
私の母は学生の頃、自分で作った服しか着なかったそうです。
着れなかった、が正しいかもしれません。
高校には行か(け)ず昼間は働き、夜間の洋裁学校に通っていたそうです。
私の祖父は、ニッと笑うと金歯が見える、肩で風をきって歩くようなブイブイしたおじいちゃん。土建屋の社長でした。
あくまで子供の頃、私が見ていた祖父は、です。
母が学生の頃は、お金にとても困っていたそうなので、しわ寄せは子供である母にきていたのでしょう。(貯めたお金も盗られたと言っていました)
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そんな環境で育った母は思ったそうです。
「同じような苦労を娘にはさせない」と。
私は『物』に困ったことがなく育ちました。
欲しいものは与えられ、贅沢なアレやコレを当たり前(贅沢なものだとわからず)に食べて育ちました。
母、ご満悦✨とはこのことです。
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それはこの歳になるまで続きました。
私に物を買い与えたい母と、負担に思いながらも、あてにしている娘。
捨てられないものは溜まる一方で、身動きがとれなくなっていました。
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「お母さん、結果、私はお金を使い、物を与えられることが愛情であると認識する娘になりましたよ。」
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今は、愛情はそういった物や金銭で測れるものではないと認識しています。
物を手放し、貰うことを止めたからです。
できる環境であれば、
一度まっさらにすることをオススメします(^-^)
私にはこれが効果大でした☆
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私もいい歳になり、両親に与えてもらった経験に感謝しています。
思うことは、「ラッキー☆」 位(笑)
そう、私はラッキーでした。
今もラッキー☆
与えられてばかり。
感謝して励むのみです(´▽`*)
3月ですね°˖✧