#9 メンタル急降下

昨日は父親の命日でした。

なので父親のことを書こうと思って書いていたのですが、メンタルが急に低調になり、どうにも筆が進みませんでした。

別に命日とは関係なくて、最近わりと調子良かった反動だと思います。

ここで書けないのに無理して書こうとすると、めちゃくちゃ調子が悪くなります。
いつも「いや書けるはずだ」と無理して書き続けて、結局書けずに終わって、その後寝込むのです。疲労と自己嫌悪で。

昔からギブアップしたり、人に頼るのが苦手で、いつまでも一人で頑張ってしまいます。できないのに。

もうそんなアホなことはしません。

ってことで、できることをします。

今思っていることを、思いつくままに書き連ねてみます。

抱え込むのが悪い

ギブアップできない・人に頼るのが苦手、というのは、たぶんうつになりやすいタイプなんだと思います。

抱え込んで悩んでしまうタイプですね。

これはもともとの性格なのか、引きこもって人と隔絶されて育ったせいで身についたものなのかはわかりませんが、やっかいなものでなかなか直りません。

たぶん、なかなか人を信用できなくて、さらに言うと自分も信用していないんでしょうね。
とても生きづらいタイプです。

そんなに気負わずに、どんどん人に頼ればいいんですよね。

自分は人に頼られるのと嬉しいのに、人に頼れないってなんなんでしょうか。
自分がされて嬉しいことは人にもしてあげたくなる、と思っていたのですが、そうではないようで。不思議です。

「助けてください」と言えるように

安冨歩さんの『生きる技法』という本の中に

「自立とは、多くの人に依存することである」

という命題があります。
これは第一章の一番最初に“生きるための根本原理”として示されている、相当大事な命題です。

帯にも“助けてください”と言えた時、人は自立している、と太字で書かれています。

「自立とは依存すること」
一見矛盾しているようですが、より多くの人に依存ができる状態こそが自立している、という考え方です。

依存先が1つしかなければその1つに従属しないと生きていけないけれど、
依存先が2個、3個と増えるごとにその従属から解き放たれ、増えれば増えるほどそれぞれの相手と対等になれる。
これが自立に近づくことである、と僕は解釈してます。

そう考えると、僕は自立していないんですね。少なくとも精神的には。
孤立はしているけど、自立はしていない。
これは一番良くないですね。
人との関係性が作れない、壁を作ってしまう性質のせいです。

まあ年をとるごとに、そして何よりここ数年の妻との交流によって少しずつ解きほぐされている実感はありますけど。

自分にも「助けて」

「助けて」が言えないのは、自分に対しても同じです。

最初の話に戻りますが、できないのに「できるはずだ」と思って無理をするというのは、自分に「助けて」と言えないということ。

ちゃんと自分に「助けて」と言って、追い込まないうちに休む。
休めばできる、と自分を信じて。

自分を信じられないから、今休むともうできない、と思っちゃうんでしょうね。

なかなか難しいですが、少しずつ変えていきたいです。
ちゃんと「助けて」を言えるように。

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