ワインが初めての人にもおすすめの飲みやすいスパークリングワイン
アロマティックで香り高く、飲みやすい。まさに多くの人に愛される「アスティ」甘口の微発泡性ワインの代名詞でもある「アスティ」とはどんなスパークリングワインはどんなワインか。
アスティ 《甘口スパークリングワイン》
イタリアのピエモンテ州で作られる飲みやすいスパークリングワイン。
アスティ・スプマンテとモスカート・ダスティは、アルコール度数の低いスパークリングワイン。
ミュスカ・ブラン・ア・プティ・グランというマスカット系のブドウ品種を使い、その香りが全面に現れる甘口スパークリングワイン。
ピエモンテといえばバローロ、バルバレスコ、白トリュフなど食の宝庫としても有名な地。
アスティはピエモンテ州の中でも、アスティ、クーネオ、アレキサンドリアという3つの県の中で、さらに、限定された地域で栽培されたモスカート種から造られる。
モスカート種の特徴
アロマティックな香り。香水にも使われるムスクという香りが語源で、
白桃、オレンジの花、爽やかなレモンの甘い香りが印象的。
モスカート・ダスティとアスティ・スプマンテの違い
アスティの製造方法
スパークリングワインもワインの一種。製造工程には共通する部分が多いですが、スパークリングワインと決定的な違いがある。
それは、泡ものと言われる炭酸の製法。
ビンの中に炭酸を発生させるプロセスが地方やメーカーによって異なる。
スパークリングワイン(炭酸)を作る独自の製法がいくつかある。
トラディショナル方式 《別名:瓶内二次発酵、シャンパーニュ方式》
シャルマ方式 《別名:タンク方式》
トランスファー方式
リュラル方式 《別名:田舎方式》
炭酸ガス注入方式 《別名:カーボネーション方式》
アスティ方式
アスティは アスティ方式 or シャルマ方式 で作られる。
※アスティ方式はほぼアスティか、それに倣ったスパークリングワインにのみ使われる。よってアスティの特徴とも言える。
まとめ
シチュエーション
・食前や大人数のパーティにてカジュアルに楽しみたい時
・ワインの入り口として甘口のスパークリングワインをご用意したい時
《メリット》
・ブドウ品種由来のマスカットを思わせる甘い香り
・弱めの泡感と甘味
・コストが安い
《デメリット》
・風味の複雑さはない
・泡の持ちは良くない
世界中の数多くのスタイルがあるワインの入り口として飲んでみてはいかがいたしましょうか。