苦節1年半。夫が息子の発達障がいを受け入れるまで。
まだお喋りはほんの少し3才息子と1才の娘を子育て中のリケジョママのページへお越しいただき、ありがとうございます😊
-coming home-
大人も子どもも、自分に還る。
ありのままの自分でいられる。
no+eを通じて
そのヒントを発信できたらと思っています。
こんにちは。”りけ”です。
我が家の3才の息子はASDっ子ですが、その特性に最初に気がついたのは、母である私です。
しかしこの時、夫は発達センターと繋がることさえ受け入れられていない状況でした。
そんな夫が、1年半をかけて、ようやく受け入れられてきたかな・・と思うようになったので、夫が受け入れられるまでのことをまとめさせて頂きます。
どこかで、過去の私と同じように孤独と不安を抱えるママの参考になりますように😌
発達障がいを疑った時の様子
1才半を過ぎても息子は発語がありませんでした。
他にも
・クレーン現象をする(もうしなくなった)
・親子教室などで浮く
・「一緒に遊ぼ?」の問いかけに答えてくれない
など気になることがあり、
1才10ヶ月の頃、発達センターに電話して初めて支援先とつながりました。
この時の悩みの一つに「夫がめんどくせぇ」というのがあります。
現実を直視できない夫
夫はかなりの不安症です。そして、息子のことを愛しています。
【不安×溺愛=めっちゃめんどくさいやつ】になるんです。
と、話になりません🤦♀️
私が何を話しても💢で返してくる状況です。
(めんどくせぇ。)
私がいくらASDのことを話そうにも全く聞き入れてもらえず、自分で発達障がいのことを調べようともせず、
夫は、「口の筋肉の発達が遅くて発語が遅くなる子がいる」などの記事を見つけて、「息子はこれじゃないか?」などと言っていました。
発達センターに相談しても
夫には良い顔をされませんでしたが、1才10ヶ月で発達センターに初めて赴きます。
この時、保健師さんと面談しましたが、
と言われました。これには夫、大喜びでした!!
私もこの時は安心しましたし、この後、里帰り出産のため実家に戻り、甥っ子姪っ子がいる環境で過ごすことになっていたので、
子どもが多い環境で喋るようになるかな〜なんて考えていました。
2才5ヶ月、再び発達センターへ
里帰り出産から自宅へ帰ってきた時、風邪を拗らせて、頻繁に小児科へ通っていました。
そこで先生に言われたのです。
この時、私は「ですよね」「やっぱりね」っていう気持ちがとっても大きかったです。
しかし、それを夫に言ったらもう大変!!
あの、めんどくせぇやつ再来です。
ASDの診断が下されて
その後、専門医の診察には夫も一緒に行きました。
この時、私は診断を聞く前からASDだと確信していましたし、だからこそ、一刻も早く児童発達支援に通わせたいと思っていました。
しかし診察では、児童発達支援に繋がれず、月一回の療育で様子を見ることになりました。
この時、月一回で大丈夫かと不安になる私の横で、
と脳内お花畑の夫がいました・・・。
夫が受け入れたと確信した日
あれから半年。3才の誕生日を迎えた前後でかなり単語が増えた息子くんですが、
ということを夫も認めざるを得ない状況になりました。
そして、2回目の診察時、今後の療育の方向性をどうするのか夫と相談した時に、夫の方から
と言ってくれたのです。
あぁ、ようやく受け入れたんだなって思いました。
苦節1年半。長かった・・ほっ。
夫の受容はダブルで。
夫は、発達障がいとダウン症の違いすら分からないレベルの無知さでした。
”障がい”という言葉に引っかかり、
「絶対にそんなのじゃない!」と信じたいがために、
情報すら集めようとしませんでした。
ちょくちょく夫のことを書いているので、
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
その夫自身がASD×ADHD、ADHD強めの特性があると私は思います。
夫は息子のASDを受け入れた段階で、自分のこともこう言うようになりました。
これまで、口が裂けても夫自身に
なんて言える雰囲気ではなかったので、
すごくすごーーく大きな進歩です。
いまだにASDとADHDの特徴は把握していない夫ですが・・(いい加減、勉強しろや)
障がいの受容どころか、拒絶していた夫でさえ、
時間という薬で”受容”できる
ということに気づいた りけ でした。
そして、夫よ、拒絶をしていたのに、
受容する勇気を持ってくれて、ありがとう。
この体験談が、
発達障がいについて、夫婦で受け止め方が違くて困っている・・
なんて悩みを持つ方の希望になればと思っています。
ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございます。
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半年前の初診時に書いた、夫の様子です。
どうぞよしなに。
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