【商業出版する方法+295】出版の場合”読者ターゲット”は絞った方がいいの?
元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント+編集者+ビジネスプロデューサーの渡邉(りっこP)です。
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では本文。
先日、私の出版コンサルのクライアントさんとセッションさせてもらってたのですが、、
「本の(読者)ターゲットって(思ったより)広いのですね!」
とご感想をいただきました。
そうですね。。
ビジネスでよくありがちな「ペルソナ設定」とは、ちと異なるかもしれません。
割とビジネスで言われるのは
・一人の人のステイタスを想定せよ
とか、、
・ターゲットは絞れ!
みたいなことかもしれません。
本はテーマやジャンルよってその考えは変わってきます。
一人の人を想定して作るケースもありますが、、
AさんやBさん、Cさんにも響く要素やコンテンツ・・・
を想定して企画を立てることもよくあります。
それだけ本って「受け入れ幅を広く」設定しておく商品でもある。
なので面白いことに
>え。そういう人も読んでるの??
みたいな結果もあります。
例えば、私の出版コンサルのクライアントさんである「岩山ひろみ」さんのロングセラー本
『悪条件サロンでも年商1000万円を実現する経営のルール』
これは「個人サロン経営」の極意を書いており、それに従事する人向けが主な読者ターゲット。。
でもよく読むと、個人サロン・・・もそうですが「個人で事務所や店舗を持つ経営者」向けにも汎用できる内容であることから、、
税理士さんや
店舗経営のビジネスパーソンも
読者がいたりします(^^。。。
また同じく私の出版コンサルから本を出された経営者、村本彩さんの
『個人」「小さな会社」こそ、ブランディングで全部うまくいく』
という本は、、、
そもそも「ブランディング」を切り口とした起業(独立開業)ジャンルのビジネス書であり、、
単にSNSで起業してたりフリーランスでやっている人のみならず、、
「小さな会社」というターゲットも入ってます。
つまり
・個人起業や、小さな会社を設立してでビジネス活動を行う人全て対象だよ。
ってことをもうダイレクトにタイトルからうたってます。
このように、商業本の読者ターゲットは「緩やかに広くとる」ことをイメージしてもらったら良いかと思います。
なぜか。
本は「多売」することで、利益を確保するし、「多売」=広くたくさん売る・・・を目的とするがゆえに「コンテンツ認知と社会信頼度を広める商品特性」だから。
なので、読者ターゲットは「たった一人の人に向けて!」
といったイメージで編集者は、、本を作ってはいないかな。。
(むろんテーマやジャンルにもよりますけどね)
読者ターゲットモデルに関しては、編集者の頭の中では「5〜10人」くらいはいるかもしれないよなあ〜というのが本音です。
「このコンテンツだと、、
あの人も
この人も
その人にも
当てはまって、買って読んでもらえる可能性高まるよね」
そんな発想でいますね。
だからビジネスの「ペルソナ」設定と商業本の「読者ターゲット」設定手法は微妙に異なってはきますので、、
捉え方と活用のご注意は必要かと。。
本は「多売」商品。広くたくさん売る商品。
だからターゲットは緩めに広くとる。
このポイント押さえておいてもらえると、売れる本の企画も考えやすくなりますよ。
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