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性愛、性のこと

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性から学ぶ、生きること。性の探究の記録。
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Ep02.  "セックスレス" に感じる違和感

Ep02. "セックスレス" に感じる違和感

"セックスレス" という言葉に違和感を感じたことはないだろうか。

世間一般で言うところのそれは、パートナーシップを築いている間柄において "セックス" という行為が「過去のとある時点と比較して減っていること」を意味している。

私が特に違和感を感じるのは、

① 過去と比較すること
② セックスが減る = よろしくない、改善すべきという風潮

ネットに広がる「セックスレスを改善する方法⚫︎選!」

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SEXと遊び心

SEXと遊び心

ちょっと前にSEXをテーマに意見が交わされる場に参加した際、あるひとりの女性の意見にあれ?っという違和感を抱いた。

「パートナーとSEXについて話し合ったり、自分の意見を伝えることが大切だと思う」

そのようなことをその女性は口にしていて、「うむうむ、同感です」と私も頭のなかでうなづいた。

「でも、互いに話をするときってムードをつくったりとか、いろいろ難しいじゃないですか。なにかコツってありま

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Ep.01 / Sexと性について共有してみる

Ep.01 / Sexと性について共有してみる

この文章を読んでくれている人たちは「SEX」というワードや性にまつわる話を、自分自身に対してあるいは周囲に対してどれくらい許容しているのだろうか。

思春期の冷やかし的なノリやお酒の場の下品なやつではなく、いたって真面目に性をテーマに価値観を共有したり、悩みを相談したりといった具合に。

わたし自身のことになるけれど、10代の頃や学生時代はこの手の話題を当たり前に避けていた。

性にまつわるワード

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官能を体験したくてヌードフォトを撮ってもらった

官能を体験したくてヌードフォトを撮ってもらった

昨年9月。30歳も半年が過ぎた頃。

人生初のヌードフォトを撮ってもらった。

その4ヶ月後に長年勤めた大手広告代理店を辞め、現在の占い師業を始めた。

結果的に、ヌードフォトはその決断に至る、背中を押してくれた出来事のひとつになったと思う。

ただし、そもそもヌードフォトを撮ってもらうと思った動機はタイトルにもある通り、官能を体験したかったから。その一言に尽きる。

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