わたし、マフィン

こんにちは、わたしマフィン。

今日の夕方、夏山りんごに作り出されたのよ。

え？お菓子よ。マフィンて聞いたことないかしら。カップケーキみたいなあれよ。


急につくられるんだもん、びっくりしたわよー。だって夕ごはん前よ？いくらわたしが簡単にできちゃうからって、ふつうもっと早い時間につくらない？
ほんとびっくりしたんだからー。

自分で言うのもなんだけど、こんな暑いのによく焼き菓子つくるわよね。きっともう朝ごはんに食べるものないのね。買い出しさぼったのよ。やっべ、忘れてた！て顔してたもの。

まぁわかるわよ、わたしほんとに簡単にできちゃうから。ホットケーキミックスでできてるからね。

焼き上がってわたしの顔みてニヤニヤしてたわ。焼きたて1個たべてヤケドしそうになってたけど。ま、それが手作りのだいごみよね。

でも夕ごはん前に作ったのが失敗だったわね。もうわたしを焼いたあとのオーブンは死よ。熱くって使えないんだから。

りんご、気付いたとき膝からくずれおちそうになってたわ。だって今日は冷凍の肉をゴリゴリ使って夕ごはん作るつもりだったんだから。解凍つかうつもりでぽけーっと何もせず、焼きたてのわたしをほおばってたわ。もうアウトよ。

まぁ〜わたしおいしいからね、夕ごはんわたしでもいいんじゃないかしら。


ちょっあんた何個め〜？

　\ちょっと〜もっときれいに並べてよね〜/

小説ってことにしていいかな？ちがうか。