【アーユルヴェーダ体質別】便の特徴と改善方法について #45
こんばんは。
今日は毎日当たり前のようにしている
「便」について
アーユルヴェーダな観点からお伝えしたいと思います。
アーユルヴェーダでは
便の機能として「身体を支えるもの」と
いわれています。
とはいえ、
便が溜まっていた方がよい
というわけではなく。
便は毎日排出された方が
よいといわれています。
冒頭で「毎日当たり前のように」と
書きましたが
毎日出ない方も多いのではないでしょうか。
とくに女性は生理前などは
便秘になりがちです。
そしてみなさんは便が出たとき、
どんな状態で出たか
きちんと確認していますか?
ベストな状態は、
バナナ状で
便器に浮く軽めの便です。
以下、体質別の便の特徴と
それに対するアドバイスをお伝えします。
ヴァータ(風)体質
【特徴】
・コロコロと
途切れ途切れに出て
水分が含まれてなさそうな便
・便秘になりやすい
【改善方法】
・水分をたくさん飲む
ヴァータさんは
体内の水分が不足しがちなため。
・適度な油分を摂取する
水分と同様、油分も不足しがちで
体内が乾燥しているため。
・食物繊維をたくさん摂取する
便秘がちな方は特に意識して
とってください。
やっぱり食物繊維は大事!!
ピッタ(火)体質
【特徴】
・1日に2回ほど便が出るときもある
・下痢になりやすかったりする
【改善方法】
・辛味や酸味の刺激物を控える
ピッタさんは刺激物や
しょっぱいものが大好き。
辛ラーメンとか食べたい気持ち、
わかります。
でもほどほどにね。
カパ(水)体質
【特徴】
・便は毎日出る
・便の量が多め
【改善方法】
・油分を控える
毎日出るし便に困ったことがないけど
便器にねっとりとつくような便の方は
油分の取り過ぎかもしれません。
お肉の食べ過ぎや
油っこいお料理はほどほどにしましょう。
便にも体質別に特徴があるなんて
おもしろいですよね。
便はとりあえず
出たらいいや〜
ではなく、
便は身体からのおたよりです。
「汚いもの」
ではなく、
自分の体が今どんな状態なのかを知るために
便が出たときに
きちんと確認してみるようにしてください。
そして、毎日出ないという方は
心の問題もあるかもしれません。
毎日朝起きたらすぐに会社に行かなきゃで
排便する時間がないとか。
便はリラックスしたときでないと
なかなか出ないので
老廃物を排出するために
便を出す時間を
朝でも夜でもよいので
自分が可能な時間帯で
とってみるようにしてみてくださいね。
みなさんが便のチェックを習慣化して
さらに心身ともに
きれいでいられますように。
それでは。
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