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見てきた社会とこれから見る社会


私はあと1ヶ月で25歳になる。
たった25年しか生きていないけれど見てきた社会は
子どもの頃に夢見てた社会とは全然違った。
そして見てきた社会があるからこれから見る社会があるのかなと


子どもの頃に夢見てた社会

子どもの頃はみんな誰もが大きな希望と夢のある社会を思い描いて
過ごしていただろう。
純粋で真白で素直で
この社会は何にも汚れていなくて
光り輝いてて美しくて
楽しそうに見えて
それが物心がつき、小学校になり
いろんなものを見て感じて知っていき
それでもまだ希望と夢を捨てきれずにいた子どもの頃
社会や大人に期待していた
でもそんな中で
「知らない方がいい事もあるんだ…」と気付き始める


見てきた社会

そんな子ども時代を過ごし、少し大人になった中学生
思い描いていた社会とは違うことに大きく気付き始める
大人たちはまるで下をばっかりむいて歩き、社会に対しての愚痴をこぼす
そして、笑顔などない。みんな怒っている。
何に対して怒っているのか
大半が今の生活や社会の仕組みについて
「人は人を傷つけあって」「社会は何も守ってくれなくて」
「こんな社会変わるはずない」「大人になりたくない」
と中学生の時から思うように。

私はこの先、こんな大人の人達みたいに下を向かなきゃいけないのか

と思いました。
結局嘆いてトップの権力にしたがって生きるしかないのか。


そんな中、受験も終わっていた中学三年生の15歳の時に
全国組織のある中高生のNPO団体と出会いました。
そこには同じ歳の子たちが、必死に全力でこれからの未来についてや
社会を変えていくために議論したり、いろんな事を考えたりしていました。
私はそこで180度、人生観が変わりました。
「すごい!大人でもなく、同じ歳の人達がこんなにも、今の社会の事や未来のことについて考えているんだ!」と。

社会はもう変わらない
だってこんなにもたくさんの大人が下向いて歩いてて愚痴をこぼしてて
これから生きていく社会に、見ていく社会に対して本当に絶望しかないと思っていたけど、それはどうやら違ったみたいだった。

自分から一歩踏み出してみれば世界はものすごく広くて
輝いている大人もたくさんいるという事を知って
またこの社会を未来を変えていけるんだという事に気づいて

そこからは私は

何にたいしても諦めないで全力でやってみる大人でいよう

そう心に誓いました。それが15歳。
あれから10年が経とうとしている今。


これから見る社会

社会を変えたい!そんな思いで10年間生きてきて
自分無力さや一人ではできない事などたくさん感じてきたけど
その中でも私なりにできる事を必死で探していろんな事をやってきました。

そんな今は
大きくはないけど、これから見る社会に希望と夢が描けます。
これから見る社会に対しての絶望感はなくなりました。


しかし今もまだ若者の8割が「社会は変わらない」と思っているという結果が出ています。

先進国の日本がこの数字です。
他国と比べて圧倒的に低いです。
「自分では国や社会は変えられないし、そもそも解決したいと思う問題もない」と感じている人達が多いです。

「自分が動いても社会は変わらない」「解決したい社会課題がない」と感じている若者は、おそらく「社会問題との接点」と「社会を動かす成功体験」が少ないもしくは経験していないということ。

私は中学生の時に「社会問題との接点」があり、「社会を動かす」という経験をしたからこそ、これから見る社会に対しての価値観が180度変わりました。

選挙の投票率や社会や政治に参加したり、興味を示す人の割合が少ないとされる日本。
「一歩の行動で、自分が動けばこれから見る社会は作れる」と信じる人が増えれば、社会問題解決のために行動する人も増えていくのではと思う。
問題解決に取り組む人を増やすことが、これから生きていく上での社会に残る多くの問題を解決していくことになるはず。

またそれには
学校教育や子育てなど様々な「子どもと大人が関わる場面」での
改革も必要となってくるだろう。

私はこれから本格的に大人としてみられていく立場で
今は10代のスタッフ50人近く抱えるWeb雑誌の編集長であり
そんなこれからの10年をまたどう生きていくのか

ただ

Rihoさんみてたら早く大人になりたいって思います
Rihoさんのやっている事をみていると、これから私たちが見ていく社会が
希望と夢で溢れます

って思ってもらえる大人であり続けたいなと思います。

諦めてほしくはないし
動き続けてほしい
そして希望は捨てないでほしい



だからこそ全力で私は向き合う

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