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継続と習慣

 こんにちは。愛媛県で理学療法士、スポーツトレーナーとして活動しています宇治村信明(うじむらのぶあき)と申します。
 今回は"継続"と"習慣"についてお伝えさせていただきます。

 『ちゃんと継続してトレーニングしているか』、『このトレーニングを習慣化しよう』など、一般的にこの"継続"と"習慣"という言葉が会話の中で使われています。
 この"継続"と"習慣"という2つの言葉を使用するにあたって、まずそれぞれの言葉の定義を明らかにしておく必要があります。

 『早起きをする』これは"習慣"でしょうか、それとも"継続"でしょうか。"継続"は現在完了形であり、"習慣"は現在形ですが、これだけでは区別が付きにくい。
  
 例えば、『私は毎朝ランニングをしています。』という表現であれば、現在形の"習慣"。これに対して、『私は一年間毎朝ランニングをしています。』という表現であれば、現在完了形であり"継続"である。

 これは『言葉』という言語レベルでの話であり、実際の行動や思考レベルだとどうだろうか。
 

1.継続とは

"継続"とは、前から行われていた事が
引き続き行われること。
前の状態、活動を受け継いで続けること。

 上記の例の話に戻ります。『毎朝ランニングをしています。』という表現では、朝ランニングをするために、前日の夜に就寝し、目覚ましをかけなくても毎朝6時に目が覚める。これは立派な"習慣"です。"継続"の思考状態の場合は、この後に『朝ランニングをするか、しないか』、『あと少し寝たい』などを考えてしまいます。この状態では、まだ“継続"レベルの状態です。 

2.習慣とは

"習慣"とは、ある事が繰り返し行われた結果、そのことがしきたりになること。

 "習慣"レベルの状態になると、上記の例の話の続きですが、朝6時に目が覚めた後、『朝ランニングをするか、しないか』という条件の分岐が行われません。生活の中の一部になっているということです。
 したがって自分にとって大事なもの、必要なものは"習慣"にしていく必要があるということです。

 "継続"の積み重ねが"習慣"になる

 
 "継続"と"習慣"は意味はそれぞれ独立しているものの、一つの状態遷移の中にある。"継続"の先には"習慣"があり、日々継続し続けることは習慣へと転移する過程となります。
 日々1つの事でも、自分にとって大事なこと、必要なことを継続してみよう。その達成した継続を大事にしていこう。

3.まとめ

 今回は、“継続"と"習慣"について、お伝えさせていただきました。何気なく使っているこの2つの言葉。まずは自分の中で、言葉の定義を整理し、相手に伝えていくことが大事であり、自分と相手と1つの言葉に対して、共通理解することも重要です(これについては、また伝えさせていただきます)。

"習慣"にするためには、日々の"継続"が大事
また日々の継続の"質"を上げる

 "質"とは何なのか。これについても僕なりにお伝えさせていただけたらと思います。

ありがとうございました。

僕のInstagramに、トレーニング動画など投稿していますので宜しければ見て行ってみてください。
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