「シン・ニホン」読書中メモ vol.1 - 05/24/2020
イシューから始めよの時も感じたが、結局この「日本がいよいよやばい、という課題意識」を本気でとらえて行動に移している人がほとんどいないのだと思う。
どうしたらそれが広がっていくのか、行動に移させるのは、主に政治家の仕事だと思うが、これほど結果が出ていないということは、その点での課題意識がないということだろう。
GDPは国民全員のぼんやりした数字ではなく、自分自身がどれだけ付加価値を生んだかであり、そういうモチベーションを持った人が割合として少ないことが証明されているようなもの。
歯車として働いていた人が自らの付加価値のなさに疑問を持つこと。
流されていた人達がテレビを見なくなること。
時に、デジタルデトックスする中で考えること
多様性の時代の「付加価値」は、「受け入れられる個性」とほぼ同義に。
他人の理解を気にしてこなかった「個性」をどう発信するか。人間の「異なるものは怖い」と排除する気持ちをどう包み受け入れていくのか。
最終的にお金になるのかという視点を含むと、すぐ「そんな余裕はない」という現実視点が出てきてしまうが、それは一度切り離す。
このような思考実験こそが、大人として、いまのこのコロナ隔離(Social Distancing)の時期に、最大のチャンスで最もやるべきなことと感じてしまう。
そのマインドフルネスを得てこそ、時期的解放期間のダッシュができるはずである。
逆にそうではないと、もとに戻るベクトルしか自分を保つよりどころがなくなる。
大人の感想文として、シン・ニホンを読ませ、感想文を書かせる方が、マスクよりも重要かもしれないw